ベルライフフードドライヤーBLF-400DLSは、家庭で手軽に乾燥食品が作れると人気の調理家電です。市販の乾燥食品には様々な添加物が含まれていることが多く、無添加の乾燥食品を求める方に注目されています。
実際に使ってみるとどうなのか、5ヶ月間使い続けた愛好家の体験談をもとに、その魅力と実力を詳しく検証しました。
このフードドライヤーの最大の特徴は、ステンレス製の6段トレイと背面送風システムです。プラスチック製トレイの耐久性の問題や下部からの送風による乾燥ムラといった従来の課題を解決し、均一で衛生的な乾燥が可能になっています。35~70℃の温度設定と最大48時間のタイマー機能も備え、多様な食品に対応します。
料理好きの方はもちろん、健康志向の方やアウトドア愛好家にもおすすめの一台です。今回は実際の使用感から見えてきた長所と短所、様々なレシピの成功例までを詳しくご紹介します。
ベルライフフードドライヤーBLF-400DLSの基本性能と使い勝手
自家製ビーフジャーキーや干し芋などの作り方とコツ
乾燥きのこで料理の味が格段にアップする理由
電気代やランニングコストの実際
長期使用で見えてきた耐久性と改善してほしい点
この記事では、5ヶ月間の実際の使用体験をもとに、購入を検討している方の参考になる情報を詳しくお伝えします。フードドライヤーの購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ベルライフフードドライヤーを5ヶ月使い倒した経験から本音を語ります
週末は料理に没頭する私(40代男性)が、5ヶ月前に思い切って購入したのがこの「ベルライフ フードドライヤー BLF-400DLS」です。
これまで自家製ビーフジャーキーはオーブンで、ドライハーブは天日干しで作っていましたが、どれも満足のいく出来ではありませんでした。特にオーブンでのビーフジャーキー作りは温度管理が難しく、パサパサに乾燥しすぎたり焦げたりと、仕上がりが安定しなかったのです。
そんな中で出会ったのがこのフードドライヤー。最初は「使わなくなる家電が増えるだけでは?」と躊躇しましたが、今では週に2回は稼働させている私の相棒です。ステンレス製の網トレイが6段付いているので、一度に複数の素材を乾燥させられる点が魅力的でした。
初めての使用感と驚きの仕上がり
届いてすぐに試したのは牛モモ肉を使ったビーフジャーキー。薄切りにした肉にスパイスを揉み込み、70℃で10時間乾燥させました。翌朝確認すると、焦げもなくいい塩梅に水分が飛んだ、見事なジャーキーに変身していたのです。
市販品とは明らかに違う、肉の旨味が凝縮されたジャーキーの完成に感動しました。
特に感動した点は、乾燥ムラがほとんどないこと。この製品は背面から熱風が出るため、どの段も均一に乾燥します。寝る前にセットして朝起きたら完成という手軽さもとても気に入りました。
ドライフルーツの驚くべき変化
ジャーキーだけでなく、次に挑戦したのはドライフルーツ。りんごを薄くスライスして、少しレモン汁を垂らし、55℃で6時間ほど乾燥させました。
出来上がったりんごチップスの風味の良さに驚きました。甘みが凝縮され、しかも歯応えのある食感は市販品とは比べものになりません。
バナナチップスも試しましたが、こちらは調整が必要でした。最初は厚さ7~8mmほどでスライスしたのですが、12時間乾燥させても中心部がしっとりしていました。次は3~5mmの薄さにしたところ、8時間でカリカリのチップスが完成。甘味が凝縮され、砂糖なしでも十分な美味しさです。
また、キウイやオレンジなど、他の果物も試しましたが、どれも素材の風味を活かした美味しいドライフルーツに仕上がりました。
乾燥野菜・きのこでスープのうまみが数倍に
料理好きの私が最もハマったのは、実は乾燥野菜ときのこの作成です。えのきや椎茸を乾燥させると、驚くほど旨味が凝縮されるのです。
玉ねぎやにんじんなどの野菜も薄くスライスして乾燥させれば、長期保存が可能です。忙しい平日の夜でも、これらの乾燥野菜を少し戻せば手早くスープが作れるようになりました。
特に玉ねぎはスライスして50℃で8時間ほど乾燥させたら、甘みが増して素晴らしい風味に変化しました。これをみじん切りにしてドレッシングに混ぜると、市販品では味わえない深い味わいになります。
試しに同じ材料で作った2種類のポタージュスープを友人に食べ比べてもらったところ、乾燥野菜で作ったものが「圧倒的に味が濃い」と高評価でした。
キャンプ用の自家製保存食づくり
キャンプが好きな私にとって、このフードドライヤーは保存食づくりの強い味方となりました。特に作り置きしておいて良かったのが、乾燥済みの調味料やスープの素です。
トマトパウダー(トマトを薄切りにして完全乾燥させ粉末に)
カレー粉(自家製ブレンドスパイスを乾燥)
乾燥野菜ミックス(玉ねぎ、人参、セロリを乾燥)
ハーブソルト(自家栽培ハーブと塩のブレンド)
瞬間スープの素(上記の材料を組み合わせたもの)
これらを小分けにして持参すれば、キャンプ場でもお湯を注ぐだけで本格的な料理が楽しめます。
特に驚いたのが、自家製の乾燥トマトの風味の良さ。市販の乾燥トマトとは風味が全く異なり、オリーブオイルに漬け込んでおくと絶品のおつまみになります。
ベルライフ400DLSのメリット・デメリット
5ヶ月間使ってみて気づいた、このフードドライヤーの良いところと気になるところをまとめました。
最大の魅力はステンレス製トレイと背面送風システム
ステンレス製網トレイが丈夫で衛生的
背面からの送風で乾燥ムラが少ない
最大48時間のタイマー設定が可能
35〜70℃まで温度調整が可能
6段トレイで一度に大量に乾燥できる
このフードドライヤーの最大の特徴は、プラスチック製ではなくステンレス製の網トレイを採用している点です。プラスチック特有の匂いが食材に移ることも気になっていましたが、ステンレス製ならその心配もありません。
また、背面から送風するシステムも優れています。従来の円筒形の下部から送風するタイプは、どうしても下段と上段で乾燥具合に差が出てしまいます。このドライヤーは背面から風が循環するため、どの段も均一に乾燥します。忙しい平日でも、セットしておけば均一に乾燥が完了する点が非常に重宝しています。
使い勝手のよさと予想外の活躍
当初はジャーキー作りだけを目的に購入しましたが、予想以上に多用途に活躍しています。特に発酵機能は想定外の嬉しい発見でした。温度設定が35℃からできるため、ヨーグルトや塩麹、甘酒などの発酵食品も作れるのです。
シンプルな操作性で直感的に使える
静音設計で夜間運転も気にならない
手入れが簡単で清潔に保てる
発酵機能も備えており多用途に使える
コンパクトで置き場所に困らない
操作も非常にシンプルで、温度設定と時間設定の2つだけ。複雑な機能に惑わされることなく、直感的に使えます。また、意外だったのは運転音の小ささ。寝室から離れた場所で使用していますが、夜間運転しても気になるほどの音ではありませんでした。
気になる電気代と改善してほしい点
長時間使用するので、やはり電気代が少し気になります。私の場合、週2回、それぞれ8〜12時間程度使用していますが、月々の電気代の上昇は夜間の使用で1,000円強程度と見積もっています。
ただ、市販のドライフードを購入するよりは、この電気代の方が断然経済的です。
そのほかに個人的に気になった点としては、以下の点が挙げられます。
稼働中は本体側面がやや熱くなる
電源スイッチがなく、使わない時はコンセントを抜く必要がある
また、本体の表面は黒色ですが、キッチンに常設しているとどうしても目立ちます。もう少しカラーバリエーションがあれば、インテリアに合わせて選べるのにと思いました。
様々な乾燥食材づくりにチャレンジ
5ヶ月の間に様々な乾燥食材を作ってきました。特に成功したレシピをいくつか紹介します。
ビールに合う絶品ビーフジャーキー
最も頻繁に作っているのがビーフジャーキーです。何度か試行錯誤した結果、以下のレシピが一番お気に入りになりました。
牛モモ肉を筋に沿って薄切り(3mm程度)にする
醤油、はちみつ、ニンニク、黒胡椒、唐辛子のマリネ液に2時間漬ける
キッチンペーパーで余分な水分を拭き取る
70℃で8〜10時間乾燥させる
完全に冷ましてから密閉容器で保存
このジャーキーは甘辛い味付けで、ビールとの相性が抜群です。友人に振る舞ったところ、「市販品より柔らかくて味わい深い」と好評でした。肉の厚さや好みの硬さによって乾燥時間を調整するのがコツです。
ウイスキーやワインにも合いますが、個人的には冷えたクラフトビールとの相性が最高です。市販品を買う必要がなくなり、1ヶ月で元が取れたと感じています。
栄養満点な干し芋の作り方
実家から送られてきたさつまいもを使って干し芋も作りました。これが予想以上においしく、子供のおやつとしても大好評でした。
さつまいもを加熱する
冷ましてから皮をむき、5mm厚さにスライスする
50℃で12時間程度乾燥させる
干し芋は砂糖不使用なのに甘みが強く、子供のおやつとしても健康的です。手間はかかりますが、市販品は意外と高いので、コスパが良いです。
ハーブの乾燥で料理の幅が広がる
庭で育てたバジルやローズマリーなどのハーブも乾燥させています。以前は天日干しでしたが、天候に左右されず、虫の心配もなく乾燥できるのは大きなメリットです。
朝に収穫したハーブを水で軽く洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取る
枝ごと35℃で2~3時間乾燥させる
葉が完全に乾燥したら枝から外して密閉容器に保存
必要に応じて粉末状にする
乾燥ハーブは市販品より香りが強く、少量でも料理に深い風味を与えてくれます。特にバジルは乾燥させると香りが変化して面白いです。また、ミントを乾燥させてハーブティーにすると、市販品とは思えないほど爽やかな香りを楽しめます。
友人・知人からよく質問されること
フードドライヤーを購入して使っていると、友人や職場の同僚から様々な質問を受けます。代表的な質問とその回答をまとめました。
電気代はどれくらいかかる?
この製品の消費電力は400Wですが、実際の使用では常時フル稼働というわけではありません。私の場合、深夜料金で週2回程度使用して、電気代は約1,000円強程度の増加でした。
市販のビーフジャーキーやドライフルーツの価格を考えると、自家製の方が断然安いです。例えば、100gのビーフジャーキーは市販だと1,500円程度しますが、自作なら材料費500円ほどで同量作れます。
音はうるさくない?
正直なところ、無音ではありません。ただ、電子レンジや換気扇と同程度の音量で、特に気になるほどではありません。寝室から離れた場所に設置していれば、夜間運転しても問題ないでしょう。
洗うのは面倒ではない?
ステンレス製のトレイは食洗機にも対応しているので、洗浄は非常に簡単です。また、油分の多い食材を乾燥させると下部に油が落ちますが、BLF-400DLSには受け皿が付いているので後片付けも楽です。プラスチック製のトレイと違って、ステンレスは臭いが付きにくいのも助かります。
設置場所はどのくらい必要?
本体のサイズは電子レンジより少し小さいくらいで、幅33cm×奥行26cm×高さ29cmほどです。重量も軽いので、使わない時は収納しておくこともできます。ただし、使用時は周囲に熱がこもらないよう、壁から少し離して設置する必要があります。
乾燥食品はどのくらい日持ちする?
常備するわけではなく、いつもすぐに食べ切ってしまうので、乾燥野菜とハーブ以外は長期保存したことがありません。無添加なので、特にジャーキーと干し芋は早めに食べきってしまった方がいいと思います。乾燥野菜以外の日持ちは、冷蔵庫保存で1~2週間程度ではないでしょうか。
フードドライヤーと乾燥食品が食生活を豊かにしてくれた
5ヶ月間使ってきたベルライフフードドライヤーBLF-400DLSは、私の食生活に予想以上の変化をもたらしました。最初は「使わなくなる家電が増えるだけでは」と躊躇しましたが、今ではキッチンに欠かせない必需品になっています。
ステンレス製トレイが丈夫で衛生的、長く使える
背面送風システムで均一に乾燥、手間が省ける
添加物なしの健康的な食品が自宅で簡単に作れる
市販品より風味豊かな乾燥食品が経済的に作れる
発酵機能も備わりヨーグルトや甘酒も作れる
乾燥きのこや野菜で料理の味が格段にアップする
キャンプや登山用の軽量保存食が自作できる
野菜や果物の大量消費・保存に役立つ
シンプルな操作性で誰でも簡単に使える
35〜70℃の幅広い温度設定で多用途に活用できる
無添加で子供にも安心して食べさせられる
手入れが簡単で清潔に使える
もちろん、電気代がかかることや、完成までに時間がかかることはデメリットかもしれません。しかし、乾燥中はほったらかしでOKなので、寝ている間や外出中に稼働させれば特に問題はありません。
市販の乾燥食品を購入する頻度が減ったことを考えると、初期投資分も半年程度で元が取れると感じています。特にビーフジャーキーやドライフルーツは市販品だとかなり高価なので、自作する経済的メリットは大きいです。
このフードドライヤーを使い始めてから、料理の幅が広がりました。特に、季節の食材を買いだめして乾燥保存できるようになったことで、オフシーズンでも旬の味を楽しめるようになりました。
料理好きな方はもちろん、健康志向の方、キャンプや登山を楽しむ方、忙しくても手作りの味を大切にしたい方に、この製品は間違いなくおすすめできます。「買ってよかった」と心から思える、数少ない家電の一つです。

